友人・恩師・クラブ・キャンパスライフ…
校友だから共感できる!
そんな学生時代の思い出をのぞいてみよう。
友人・恩師・クラブ・キャンパスライフ…
校友だから共感できる!
そんな学生時代の思い出をのぞいてみよう。
立同戦前夜
円山公園音楽堂(2528名収容)が会場であった。椅子席は公園ベンチにあるような、お尻の痛くなる木造製である。
50年ほど前のこと、舞台の上では立命館大学と同志社大学の応援団が明日の野球対戦をひかえて火花を散らしているという雰囲気である。まさに応援合戦の様相である。
同志社大学の司会は立て板に水の如く、プロ並みの饒舌で惚れ惚れとする。筆者は高校生の時、応援団活動をしていたので、なおさら肩に力が入る。
両大学の学生は相手を誹謗するような野次を飛ばさない。つぎつぎと両大学応援団によって、交互に母校のエール、学歌、応援歌、寮歌、演舞などが続く。若いエネルギーが弾ける。もちろん舞台の学生服姿の応援団員と観客席の在校生が一体となり、いやがうえにも盛り上がる。天井がない夜空に大歓声が大波の如く、うねりとなり響き渡る。
応援エールの仕方について、最近では女子部員がおり、男子学生より明らかに勇ましい。昨今の状況は校友会全国大会で応援団出演があるので、お分かりと思うが、女子部員がエールを指揮する。別に吹奏楽がありカラフルな衣装を身に付けたバトントワラーがあり、誠に賑やかである。