友人・恩師・クラブ・キャンパスライフ…
校友だから共感できる!
そんな学生時代の思い出をのぞいてみよう。
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校友だから共感できる!
そんな学生時代の思い出をのぞいてみよう。
前途多難な1988年学園祭の法学部屋台
法学部は堅いというイメージが強かった。そこで卒業該当の法学部5回生が中心となり、4回生のO君が屋台の責任者となって、男ばかりで屋台を出すことにした。食べ物は不器用な男たちでは作れず、ヨーヨー釣りにした。学園祭には子供たちや女子高生も来る。奈良教育大学の院に合格した中学の先生をめざす責任者のO君にとって、子供たちに接するのは楽しい事である。さらにウルトラクイズに参加してどこまで勝ち進めるかやろうじゃないかとなった。
就職活動体験談は週一回発行の青刷り印刷のニュースで情報交換していたが、タイトルが「だいじょうぶyour life」。みんな合格も危ない、就職も危ない、卒業はもっと危ない、どーしよーもない男たちであった。アホな宣伝をしているので、両隣の屋台の女子学生や客の女子学生はクスクス笑っていた。
理工学部の女子学生は材料力学的に考えて複雑な方法でヨーヨーを11個も釣った。私は大学院に行ける人だと思った。O君がギャグをムチャクチャ言ってた。「あっ、そこのお父さん、子供さんがヨーヨー釣りしたがってますよ」と宣伝。ふたりの子供が釣ろうとしで失敗したので、ヨーヨーを1個ずつあげた。アホな宣伝をしているので予想外にはやく完売した。女子高生が多かった。隣のクレープ売っている屋台がもうこれ以上売れそうにない状態だったので、私たちが買ってすべて食べてしまった。さすがにたった1名の女子学生が中心になってつくったので味は良かった。前途多難な屋台になったのは逆に隣の屋台であった。
ウルトラクイズはさすがに3回目でアウトになった。これで法学部は堅いというイメージは多少なりともとれたと思う。後輩の女子の友人からは軽蔑されたが・・・・・・。しかし合否は別として、大学院受験者4名、公務員受験者3名とそれなりのメンバーで挑んだはずであった。とはいえこの時、合格又は内定もらっていた者は3名にすぎなかった。本当の前途多難は6回生の私と5回生の2名で、卒業の合否発表は5回生の2名は不合格!私は追試験2科目でギリギリ卒業!高校の後輩の女子は私をどう思っていたのであろうか?