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紫陽花と文化人類学

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開原 健策さん
2001年卒/文学部
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2018.8.10
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紫陽花と文化人類学

文化人類学を担当されていた、中村忠男先生の授業を思い出す。人類と文化について、詳しくわかり易い授業であった。人類の発展・進化に文化の発展がどう関係していたか、を熱心に聴いていた。
実は今年、久し振りに衣笠キャンパスへ行く用事があり久方振りに構内を歩いた。清心館が私の学び舎だった懐かしさで様々な想い出が脳内再生された。
先月の立命館大学フェイスブックにUPされていたのだが、清心館の横で咲く「あじさい」が何故かとても印象に残っていて、そのサイトを見た5日後に衣笠キャンパスで実際に「あじさい」を見ると、二十年前に自分が大学一回生だった初々しさがリプレイされたのだ。
文化人類学で学んだ内容で絵画と人類についての関わりがあったのだが、僕がキャンパスに想い出として残っている「あじさい」の色彩も、強引に文化人類学の学びと紐付けすれば「心のキャンパスに残っている絵画」という事になるだろうか。梅雨の中、雨の水滴をたたえていた紫陽花は二十年が経った今も僕の心にフルカラーで想い出として残っていた。

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