友人・恩師・クラブ・キャンパスライフ…
校友だから共感できる!
そんな学生時代の思い出をのぞいてみよう。
友人・恩師・クラブ・キャンパスライフ…
校友だから共感できる!
そんな学生時代の思い出をのぞいてみよう。
我が青春のメディックス
私が立命館大学混声合唱団メディックスに入団したのは、昭和48年5月15日土曜日の午後に地下食堂でのメディックス新入団員勧誘「こおらぱーてぃー」で、先輩女子の迫力ある勧誘に押し切られてのことであった。私は合唱経験が殆どなかったので経験者とのギゃップは非常に大きかったが、努力の甲斐あって2回生になった頃には何とか一人前になっていた。5月には新入生歓迎合宿、7月は関西
混声合唱団連盟定期演奏会、8月は夏季合宿、そして12月は1年間の活動の集大成である定期演奏会、2月には卒団生の追い出しコンパ、3月には春合宿と盛り沢山なスケジュールであった。夏季合宿を終えた後によく信州をクラブの仲間と旅行したが、なかでも上高地からの冠雪した槍ヶ岳の眺望が絶景であったことや、戸隠蕎麦の味が絶品であったこと等が懐かしく想いだされる。またメディックスでは何度も挫折しかけたが、4回生の定期演奏会に何とか参加して最後を締め括ることができた。また講義にはあまり出席しなかったが、広小路のボックスにはよく通ったものだ。合宿で寝食を共にした仲間達とは濃密な人間関係であり、お互いよく切磋琢磨した。今となっては本当に得難いまるで宝物のような「我が青春のメディックス」であった。
合唱団での経験はその後の銀行員人生に於いてスピーチとかカラオケの際に非常に役立った。また人事管理面に於いても、メディックスでの人的な交流体験が大いに役立ったと思う。そして学部や世代間を横断した卒団生との交流は、ここ最近に於いて衣笠学舎内の「カルム」と近くの「ムシ゛ーク」を貸切で20人程の少人数ながら「秋の会」を毎年9月下旬に開催している。卒団生の高齢化が進んで行くなか、これからは本当に1年1年を大事にしながら「一期一会」の精神でできるだけ参加し続けて、OBOGの皆様方と旧交を温めていきたいと思っている。